自律神経失調症の病院

あなたが自律神経失調症かもしれないと感じたとき、または体調の悪い状態が続く場合には、病院へ行くことを考えますね。同時に「何科に行けばいいのだろう」と思うことでしょう。

何度も言いますが、自律神経失調症は直接生命の危険につながるわけではありませんが、もしかすると重大な病気が隠れていることがあるのです。
ですから、自律神経失調症の症状と同じ症状が出ていても最初から「自律神経失調症だから」と決め付けず、頭痛・腹痛などそれぞれの症状に応じた専門の医療機関を受診してください。

すると、その医療機関で症状に応じた診察・検査をされるはずです。その結果「異常なし」だった場合に「心療内科」や「精神科」を受診しましょう。

また異常なしではなく、それなりに内臓器官に異常が見られ、治療を続けても一向に改善されない場合には、同じように「心療内科」や「精神科」を受診しましょう。

「心療内科」や「精神科」でも患者さんを「自律神経失調症」と診断するまでには、いくつかのステップがあります。

  1. 重大な病気が隠されていないかを調べます。症状に応じて似ている病気を検査して除外します。
  2. 検査にて内臓疾患など特定の病気を確定できない場合には、自律神経失調症を疑います。
  3. 自律神経失調症かどうかの判断をするため、心理テストや性格テストを行います。
  4. 心理テスト・性格テストにより原因を探り当てたときに、それらが原因による自律神経失調症であると診断します。

このように病院ではとても慎重に検査を進めていきます。
「心療内科」や「精神科」というのはなんだか入りづらいですよね。
また心に悩み・ストレスなどをもっているときが自律神経が乱れているときですので、そのような心境での受診というのは、余計にストレスを感じてしまうのでは、と心配される方も多いです。

しかし、そのような人のために「心療内科」や「精神科」といった専門の医療機関があるのです。躊躇せずに、まずは第1歩を踏み出してみてくださいね。

 自律神経に詳しい整体院 

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